ラオスと不発弾 時事編

Laos-China-Rail

 

最近、ラオス国内の鉄道のニュースが増えています。ラオスには現在、タイから入ってくる約2キロ分しか鉄道の線路はありません。計画では、中国国境からビエンチャンまでの427キロを中国が支援して2021年までに鉄道を建設することになっています。土地所有者との補償に関する交渉がまだ残っているので本格的な工事はまだこれからのようですが、その前に鉄道が作られる場所に不発弾がまだ残っていると昨年末ビエンチャンタイムズが報じました。

ビエンチャンタイムズによると、ラオスの防衛省は鉄道の通る北部ルアンナムタ県の16.9キロに不発弾がまだ残っていると発表したとのことです。この地域の不発弾の除去は、防衛省傘下の不発弾処理チームが担うことになっており、すでにチームは派遣され、作業が開始されているようです。

ラオスでは全土に不発弾が残っているため、このように開発プロジェクトを実施するときに前提として不発弾の除去が必要となることが少なくありません。鉄道の事例は、ラオスでは開発を行う際に不発弾除去のための追加的なコストが必要であることを示す適当な事例といえそうです。(林)