Kazuo’s Voice #14

35歳、選手としては年長者である。プロリーグが出来たばかりのラオスで体を張ってプレーするストライカー、本間和生(Lao Toyota FC 所属/昨年のリーグ得点王)から届くメッセージを綴る。


 

Kazuo’s Voice #14

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10月10日

 

まだ自分がハンガリーでプレイしてる時のこと。

地方都市でプレイすることが多かった自分は、オフになると首都はBudapestへ車を走らせ、職種が違う日本人の先輩たちと遊んでもらうことが多かった。ある日、そのうちの1人の先輩が、「和生、この靴下知ってる?」と見せてくれたのがTabioの靴下だった。

「なんか良さそうですね」と言ったところ、先輩がTabioのお客様サービスセンターへネット通販で海外発送出来るかメッセージを打ってくれた。その1週間後、再び先輩の家へお邪魔させてもらった時、なんとTabioから数足の靴下が送られてきていた!!

しかも直筆の手紙付きで、「是非使ってみてください」と。

靴下の代金も払ってないし、海外発送のことを聞いてもらっただけなのに・・・。

言葉は悪いが、お客を掴まえる為の会社の先行投資と言ってしまえばそうかもしれない。

でも自分はそうではなく1人の客と真剣に向き合ってるような気がした。

それ以来、その心意気に感服し、オフで帰国すると必ず数足買い、翌シーズンの為にスーツケースにしのばせる。そして試合の時はいつも使わせてもらってる。何が言いたいかというと、人との繋がりでこうして素晴らしい経験が出来、常に周りに助けられて生きてるんだと言うこと。

日々、もう少し自分自身が謙虚な姿勢でいれたらと思う・・・。


 

プロフィール:本間和生(ほんま かずお)

1980年生まれ、横浜出身。埼玉県大宮東高校を卒業。埼玉県リーグ越谷FC、群馬県リエゾン草津(現・ザスパ草津)で活躍。22歳からセルビア・モンテネグロに渡り、同国やハンガリーの1部リーグで活躍。2014年からは、ラオスのラオトヨタ(Lao Toyota) FCで活躍中。昨シーズンは同国のラオスプレミアリーグで得点王に輝く(29得点)。